【武装錬金】打ち切りの理由は?漫画最終回のネタバレ感想【ジャンプ】

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【武装錬金】漫画版最終回の感想後編【ネタバレ】

斗貴子たちはパピヨンのもとへ向かい、カズキの代わりに決着をつけようとします。しかし、パピヨンは「カズキの代わりなどいない」と拒否しました。

彼はカズキを人間に戻すことをあきらめておらず、白い核鉄を作っていたのです。ヴィクターとの死闘を終えたカズキはヴィクターとともに月を脱出し、地球へ帰りました。

パピヨンの作った白い核鉄で人間に戻ったカズキはパピヨンとの戦いの末、打ち負かすことに成功しました。カズキはとどめを刺さず、生きることを求めました。いわれたパピヨンは偽善者と笑い、決着がつきます。

ヴィクターはもう1つの白い核鉄で人間に戻った後、自らも娘と同様ホムンクルス化し娘や生き残りのホムンクルスたちを連れて月へ行きます。

錬金戦団は核鉄の管理とホムンクルス再人間化以外の活動を凍結し、カズキと斗貴子は日常へ戻っていきました。

個人的な感想としては、打ち切りではあってもめでたしめでたしまできれいにまとまっていたことと、伏線がすべて丁寧に回収されていて良かったと思います。

斗貴子よりもパピヨンのほうがカズキを信じて待っているような気がするとは感じましたが、たぶん気のせいでしょう。カズキと斗貴子が幸せになってよかったです。

10巻以内で丁寧に描かれた佳作

ストーリーに中だるみがなく、読んでいて盛り上がる作品として多くの人が評価していました。個性的なキャラクターやアイテムなどは、2020年代でも根強い人気を誇る作品として評価している人が少なくありません。

打ち切りではあっても、非常に内容の濃い良質なストーリーだったと読んでいて感じました。