【落第騎士の英雄譚】漫画は打ち切り?最終回のネタバレ感想【完結】

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魂を武器にして戦う物語

落第騎士の英雄譚という作品は、原作者海空りくがSBクリエイティブおよびGA文庫から発売しているライトノベル作品です。

この物語の概要は、社会の秩序を守るための魔法を活用する世界が舞台です。その世界における魔法の特徴として魔方陣を描くなどの従来の形ではなく、ブレイザーと呼ばれる戦士が自分の体に宿る魂を具現化して戦います。

そんなブレイザーは社会の秩序を守るために日々活動しており、安定的に戦士を養成するために世界中で魔法学校が設立され日々鍛錬を重ねています。

そんな学校の中に破軍学園があるのですが、その中で落第騎士と呼ばれる落ちこぼれがいます。その落ちこぼれというのが今作の主人公の黒鉄一輝です。

この黒鉄一輝は魂を具現化する魔法の世界で、自分の武器を具現化ができない戦士だったため落ちこぼれといわれる理由になります。

落ちこぼれといわれる生活の中で、黒鉄一輝にある事件に巻き込まれてしまいます。それは黒鉄一輝が訓練を終えて自室のお風呂を使おうとしたときに、一人のスタイルの良い女の子が下着姿でなっていたのです。

自室にいるはずのない女の子に驚いた黒鉄一輝ですが、当然ながら相手の女の子も悲鳴を上げてしまいます。

自分の下着姿を見られたことに起こった女の子は、怒りのままに黒鉄一輝に決闘を申し込みます。

後日女の子の正体が友好国の次期皇女といわれるステラ・ヴァーミリオンであり、その実力は学園でトップクラスの才能を持つ戦士です。

そして決闘当日に大方の予想はステラ・ヴァーミリオンの勝利が大半でしたが、予想を反して圧倒的な勝利を収めたのは黒鉄一輝になります。

この黒鉄一輝は魂を具現化し武器を作ることができないが、その代わりに相手の動きを瞬時に見切って攻撃をする剣の達人です。

勝負に負けたステラは、契約通りに下僕となり共に生活することになります。そしてお互いの強さを認め合った結果、ステラと黒鉄一輝は恋人兼ライバルとして付き合うことになります。

この物語は、落ちこぼれと言われた黒鉄一輝が磨き上げた技術を用いて学園トップを目指すというのが落第騎士の英雄譚の概要です。

人気作品となったことでアニメ化される

落第騎士の英雄譚は清純派のお色気路線とバトル要素がうまくかみ合い、GA文庫の主力のライトノベルへと成長します。

その人気と作品の質の良さから、落第騎士の英雄譚は2015年に全12話という形でアニメ化がされます。アニメ作品のほうも絵の質の高さに加えて、バトル描写の演出の高さから人気作品として完結します。