どろろは打ち切りになっていた?!映画化もされた名作が未完といわれる理由を考察

漫画・小説

50年経って、愛される作品になったけれど…!

当時は受け入れられなかったどろろという作品ですが、手塚治虫好きにはたまらない作品です。

手塚治虫作品にはグロテスクなものも多く、特にどろろの体が百鬼丸の失われた部位をつなぎ合わせてできている、なんてブラック・ジャックのピノコそのものです。

また、火の鳥を彷彿させる物語でもあります。

どろろは2007年に映画化もされました。主演は妻夫木聡と柴咲コウです。続編も期待されていましたが、豪華キャストとニュージーランドロケという予算の都合のためか第一部完の状態です。

2019年にはアニメ化もされ、最終回まで放送されました。

それぞれの最終回

どろろは漫画が打ち切りのための詰め込んだ最終回を迎えており、手塚治虫が描きたかった最終回がきちんと示されていません。

そのためにアニメ、映画、原作で異なった終わり方をしており、それぞれの最終回は存在しているのに未完の作品といわれているのです。