本格剣士漫画シグルイのラストは打ち切りなのかを考察

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実際に打ち切りなのか

第一部完という結末によって打ち切り説が持ち上がるシグルイですが、人気が低迷したため無理やり最終回を迎えさせられたとは考えにくいです。

シグルイの他にも第一部完システムを採用して高い評価を得ている漫画は数多くありますが、それらの作品と比較しても引けを取らない完成度の高さがあるからです。

また終盤になっても、第一部の中心である藤木源之助と伊良子清玄以外にスポットを当てる余裕があります。さらに連載途中ではアニメ化もされています。

したがって人気がなかったとは考えられないので、当初の予定とは異なる終わり方であっても、打ち切りではないでしょう。

続編があり得るのか

シグルイは11ある試合の中のひとつのみを描いていますが、それだけでもおよそ7年の時間が掛かっています。そのため同じペースで残りの10試合を描くのはまず不可能です。

けれど続編が出る可能性が全くないとは言い切れません。残り10試合の中からいくつかがピックアップされることは考えられるでしょう。

特に4試合目に当たるがま剣法編は、対戦する2人の剣士が登場し、ある程度踏み込んだエピソードが描かれています。したがって続編の最有力候補です。

打ち切りの可能性は低い

シグルイは確かに、連載開始時の構成よりは短くなっています。

けれど途中から無明逆流れ編に絞り込んで、特に駆け足もなくきれいな形で終わっています。そのため打ち切り説は考えにくいです。

また続編も全くないとは言い切れず、作者の山口貴由さんのモチベーション次第でしょう。