進撃の巨人の嘘予告シリーズを考察!新聞、コミックス巻末など嘘予告紹介!

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オレ達の戦いはこれからだ!!

コミックス巻末にある嘘予告は、進撃の巨人の定番で、描く余裕がない場合を除いてしっかりと掲載されています。その始まりは早く、コミックス2巻の時点で登場しています。

その内容は、「オレ達の戦いはこれからだ」エンドです。壁の先を見据えるミカサの姿に、「ご愛読ありがとうございました」の言葉が添えられています。打ち切り漫画によくあるパターンで、急に決まった最終回に合わせられない時に、無理矢理使用されることが多いです。

もちろん進撃の巨人はそのようなことがなく、物語が急展開を迎えるところでこの嘘予告が挟まれたため、非常にシュールな仕上がりとなっています。

好きな人が多い天丼パターン

嘘予告の中で特に人気が高いのは、8巻の巻末に掲載された内容です。

ライナーが2ページに渡って、サシャから平手打ちと肘打ちを食らっています。そして、そこに添えられているのは、「特に意味のない暴力がライナーを襲う」という文章。それはそのままの意味で、ただライナーが殴られているだけのシーンです。その中身のなさとシュールさで、好きな人が多いです。

さらに、この流れは15巻の巻末にもあり、相手はミカサですが、サシャが平手打ちをする前振りは同じです。それに対して、ミカサが拳で返すという内容です。これも特に意味はなく、8巻と同じ流れを繰り返す天丼パターンです。