【デトロイト・メタル・シティ】10巻最終回のネタバレ感想!【漫画】

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笑えるバンド漫画「デトロイト・メタル・シティ」

「デトロイト・メタル・シティ」は若杉公徳の代表作で、2005年から2010年まで連載されました。バンドをテーマにした漫画は人気が高いジャンルですが、「デトロイト・メタル・シティ」は異色な作品です。なぜなら、笑える要素が満載だからです。

あらすじは、音楽で身を立てることを夢見て上京した青年が、方向性がまったく違うデスメタルバンドのギターボーカルになる話です。ステージの上で凶悪なメイクをして暴力的なのに、本人は好きな女性の前では真っ赤になるほど純情です。そのギャップが面白くて、人気が爆発しました。

バンドのメンバーや社長など、個性的な脇キャラも好評でした。アニメとともに、実写映画も評判になりました。一話読み切りの連載なので、初回から読まなくても楽しめます。そのために、回を追うごとにファンが増えました。

気になる「デトロイト・メタル・シティ」の結末

「デトロイト・メタル・シティ」は全10巻で完結しましたが、読者が納得する大団円でした。ここから、最終回のネタバレになります。

主人公の青年はライバルバンドに敗北して、挫折を経験しました。バンドを脱退した後に、パリで念願の音楽活動をはじめましたが、まったく受け入れてもらえませんでした。そこへ、バンドに戻って欲しいと手紙が届き、日本に帰りました。

久しぶりにデスメタルバンドのギターボーカルとしてステージに立ち、興奮と満足を感じます。ライバルバンドを撃破して、これからもギターボーカルを続けることが決まり、読者が納得できる結末でした。

さらに、好きな女性には正体を明かして両想いになりました。恋の行方が気になっていた読者は多かったので、「デトロイト・メタル・シティ」の評価はとても高いです。