山下清おにぎりが好きだった？ドラマ裸の大将の放浪中の画家山下清おむすびセリフ考察

山下清は本当におにぎりが大好きだったのか？

ドラマでは、毎回山下清がおにぎりばかり要求して美味しそうにかぶりつきますが、実際は特におにぎりだけが好物ではなかったと清の甥が証言しています。

たしかにおにぎりも好きだったけれど、清はおにぎりと同等かそれ以上に寿司を好んで食べました。寿司だけでなく、カツ丼やすき焼きなど、一般人が好む料理なら喜んで食べていたそうで、おにぎりだけ特別に好んだという事実はありません。

山下清がおにぎりだけ好んでいたという設定は、ドラマを面白くするために発案されたフィクションだったのです。

山下清が実際はおにぎりが大好きでなかったとしても、素朴で無邪気な人柄に変わりはなく、ドラマでは旅先の地域の人たちから愛され、美しい絵を描き続けたという展開でも問題無かったでしょう。

しかし、おにぎり大好きという親しみやすいキャラが、清をお茶の間の人気者に仕立て上げた要因になったことも事実です。