【爆音伝説カブラギ】連載は打ち切りだった?最終19巻のネタバレ感想【漫画】

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ヤンキー漫画「爆音伝説カブラギ」

「爆音伝説カブラギ」は、2010年から2017年までに全19巻が発売されました。カテゴリーはヤンキー漫画で、暴走族の抗争が描かれていることから、暴走族漫画と呼ばれることもあります。

原作を手がけた佐木飛朗斗は「特攻の拓」で有名になりました。本作品と同様に「特攻の拓」もヤンキー漫画です。また、作画の東直輝は画力の高さに定評があり、キャラクターはもちろん、バイクも丁寧に描いています。

バトルシーンには迫力があり、リアリティに満ちています。本作品はアニメ化されませんでしたが、その理由としてヤンキー漫画であることが挙げられています。なぜなら、ヤンキー漫画はなかなかアニメ化されないからです。

ここからはネタバレになります。

本作品の主人公は、喧嘩が強い男子高生です。不良が多い高校に通っており、バイク登校をしたために目をつけられます。ところが、主人公は有名な暴走族の頭です。絡んでくる不良を打ち負かします。

主人公は明朗な性格で、弱い者をかばって助けるところが大きな魅力です。最終巻でも、大きな敵とのバトルシーンで終わります。清々しさを感じさせるラストなので、読後感は悪くありません。

尚、暴力的なシーンが多いために、苦手な方には不向きな作品です。バイクのパーツなどが精密に描かれており、興味がある方には向いています。

「爆音伝説カブラギ」の打ち切り疑惑について

「爆音伝説カブラギ」が完結したときに、打ち切りだったのではないかと噂が流れました。けれど、全19巻の連載は決して短期間ではありません。

連載終了を惜しむ読者は大勢いましたが、まったく不自然な終わり方ではありませんでした。「爆音伝説カブラギ」が打ち切られた可能性は低いです。

原作の佐木飛朗斗と作画の東直輝は、ともに納得して本作品を完結させました。