イニシャルD拓海死亡の原因は事故死?最終回のその後、MFゴーストとの繋がりは?

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サイドワインダーとの一戦

MFゴーストにおける拓海の動向の前に、前作のイニシャルDの最後をおさらいします。

サイドワインダーとの最後のダウンヒル対決で出てきたのが、拓海と同じハチロクを使う高校生ドライバーの乾信司という人物が相手です。チューンナップをしている拓海のハチロクと何も整備されていないハチロクでは勝負にはならないと周りを見ていたが、藤原拓海だけは乾信司に漂う異質なオーラを感じ取り警戒を強めます。

出典:頭文字D 著者:しげの秀一

そしてレースが始まると藤原拓海の予想は当たり、コースに対する経験値の差によって圧倒される流れになります。ただ乾信司は勝利への意志がなかったことで、藤原拓海の全開ドライブが見たいという欲求を優先し道を譲るという行為に走ります。先頭を譲られた拓海は動揺し、全開ドライブとはかけ離れた走りをしてしまいます。そしてゴール近くまで来て全開が見られないと悟った乾信司は、拓海のハチロクを軽々と抜いて終わらせようとします。

このままでは負けてしまうことを悟った拓海は、ハチロクに深い謝罪をすると共にエンジン回転数を上げて限界を超えた速度でとらえる決断をしたわけです。しかしエンジンの回転数が限界を超えたことで、エンジンがオーバーヒートしてしまい回転してしまいます。その回転する車をうまく利用して、乾信司のハチロクにぶつけてバランスを崩させます。勝利への執念のない乾信司は安全のために車を止めてしまいますが、拓海はそのまま回転しながらゴールへと向かい先に先着して決着を迎えたのです。