明治大学の評判がガタ落ちって本当?不祥事や口コミについて調べてみました!

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世間から見た明治大学のイメージ

バンカラな校風と活発な雰囲気で、よく早稲田大学と比較されることも多い明治大学。実際、入学者の四割は早慶の滑り止めであるという話を聞いたこともあります。

偏差値は、2021年度入試のデータによると57.5~65.0もあり、これはGMARCHの中でもトップクラスの数字です。

キャンパスは、駿河台キャンパス、和泉キャンパス、生田キャンパス、中野キャンパスの四か所に分かれていて、特に文系学部が使う駿河台キャンパスと和泉キャンパスは駅からのアクセスも良く、立地面で非常に便利です。

以前は、バンカラでチャラい印象があるという人も多かったことから、女子が進学するにはあまりお勧めできないという人もいましたが、近年、大学が国際化と理数系に力を入れ始めたこともあり、女子の入学者数も増えてきました。そのため、お洒落なイメージも定着しつつあります。

明治大学が起こした不祥事について

全体的に良い印象が持たれている明治大学ですが、なぜ「評判ガタ落ち」などと言われるのでしょうか?

それには、2014年から2016年にかけて起きた三件の不祥事が関係しています。この不祥事を年代の新しいものから順に説明していきます。

まず始めに、2016年「明大鬼ごっこ事件」がありました。これは、法学部の女子学生が試験でカンニングをして見つかったところ、逃走した事件です。途中、男子生徒につかまりかけましたが、見事に駅まで逃げきりました。

次に2015年「明治大学司法試験問題漏洩事件」が起きました。法学部の教授が女性の受験者に司法試験の問題を漏洩したものです。女性受験者があまりにも高得点で合格したため、不審に思った採点者が法務省に通報し事件が明るみに出ました。この教授は裁判にかけられ、懲役一年(執行猶予五年)の判決が下ったそうです。

最後に2014年に起きた「明大クライス集団昏睡事件」があります。大学公認のテニスサークル「クライステニスクラブ」が練習後、日本女子大の学生と懇親会でイッキ飲みや未成年飲酒をした事件です。

いかにバンカラな校風や庶民的な雰囲気で親しまれている明治大学と言えど、ここまでの不祥事を起こすと世間からの評判も悪くなりますよね。

しかし、最後の事件からもう五年ほど立ちますし、そろそろ人々記憶も薄れてくる頃なのではないでしょうか。