忍空作者逃亡で連載休止?桐山光侍名作干支漫画作品ストーリー感想

漫画・小説

痛快な忍者もの「忍空」

「忍空」は、桐山光侍が描いた少年漫画です。1994年の1月に単行本1巻が発行され、1995年11月に全9巻で完結しました。本作品は、格闘技を盛り込んだギャグ漫画です。キャラクターたちが、史上最強の武術である忍空を駆使して、頂点を目指すストーリーです。

読者からの評判は高く、レビューでは好意的な感想が寄せられていました。けれど、作者の桐山光侍は、しばしば連載を休みました。また、「週刊少年ジャンプ」の人気作品でしたが、単行本全9巻で終了したために、打ち切りではないかと囁かれました。

「忍空」は、2年間で9巻の単行本が出ました。ハイペースの刊行なので、作者が疲弊していた可能性は高いです。読者は、「忍空」の連載が続くことを望んでいました。

アニメ化も実現した大人気漫画

「忍空」は、テレビアニメ化を実現しました。フジテレビ系列で、1995年1月から1996年2月まで放映され、全話数は55話です。「忍空」の原作漫画は休みがちだったために、アニメはオリジナルのエピソードが多いです。

ただし、主人公の風助をはじめとして、メインキャラクターの特徴に変更はないので、違和感はありません。原作漫画とアニメをそれぞれ楽しむことができます。

尚、桐山光侍は、2005年から集英社「ウルトラジャンプ」で、「忍空~SECOND STAGE 干支忍編」の連載を始めました。単行本1巻は2006年3月に発売され、2011年11月に最終巻12巻が出て、完全に連載が終了しました。続編も休載は多かったのですが、たくさんの読者がレビューで高評価をつけました。