tcsグループ傘下のメイン企業である東京コンピュータサービスの評判

仕事

東京コンピュータサービスに対する厳しい口コミ

東京コンピュータサービスは、多くのシステム開発案件を受注していますが、そのほとんどが、客先へ出向、常駐して仕事をします。

客先から直接仕事を受注している場合もありますが、客先との間に、違う会社が元請け会社として入っていることも多いので、東京コンピュータサービスは、下請け会社として案件を受注しているのが一般的です。

このような元請け、下請けの体制を、少し皮肉を込めて、ITゼネコン体制と言ったりもしますが、東京コンピュータサービスは下請けの案件が多いことは否定できません。

東京コンピュータサービスのように下請けで案件を受注している企業の場合、大手システムインテグレーターや元請け企業より、受注金額は当然安くなります。それに従って、社員の年収も低く設定されがちです。

また、客先で常駐して仕事をする場合が多いので、職場環境も一定ではなく、環境になかなか馴染めないなどの理由で、就職をしてから短期間で会社を辞めてしまうケースも多く、離職率が高いのも事実です。

社員の入れ替わりが激しいなどのコメントや東京コンピュータサービスはブラック企業だとの意見も、2ch等の口コミサイトで確認することができます。

残業が多いということも気になる点

プロジェクトの遅れのしわ寄せが下請けの現場に回ってくるということが、下請け仕事にはよくあります。

ただでさえ厳しいスケジュールで開発が進められることの多いシステム開発のプロジェクトですが、元請けや上流工程の開発の遅れにより、止む無く残業ということも当たり前のようにまかり通るのが、こうした下請けのシステム開発の現場でもあります。

出向先の現場で、慣れないことや遠慮したりすることもあります。その上、残業の連続で、思うように休みも取れず、精神が疲弊してしまい、離職をしたという人も少なくないのも、否定できない現実です。

ただ、残業時間については、昨今の働き方改革にならって改善されていくでしょう。とはいえ、東京コンピュータサービスと出向先である受注元企業とのコンセンサスを取る必要もありますし、納期に追われた状況で、プロジェクトの遅れをどのように解決するのか、改善策を考える必要もあるでしょう。