サイムダン(師任堂)実話?最高人気韓国ドラマはどこまでが実話なのか

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サイムダンとは

朝鮮時代の女流書画家である申師任堂の代表作は、紙幣の背景として採用されている「黒葡萄図」と「草虫図繍屏」です。1504年に5人姉妹の次女として生まれた師任堂は、幼少期から詩文や絵画に優れていたとされています。

結婚後は7人の子供に自ら勉強を教えていたほか、夫を科挙に合格させるために別居という手段もとっていました。

3男のイ・イは「東方の聖人」と称される儒学者になり、1972年には5千ウォン札に肖像画が採用されています。師任堂は家事や子育てをしながら書画の創作も行い、仕事と家庭との両立を成功させました。

ドラマと史実の共通点

「師任堂(サイムダン)、色の日記」の作中で師任堂は子供を授かり、穏やかながらも教育熱心な一面を見せています。また、史実でも師任堂は7人の子供に恵まれ、教育熱心だったとされています。

よって、「子宝に恵まれた」という点や「教育熱心」だったという点はドラマと史実との共通点であると言えるでしょう。

また、申師任堂が画家として多くの作品を残しているという点もドラマと史実との共通点です。ドラマのような切ない愛の物語が実際にあったかどうかは定かではありませんが、師任堂は仕事と家庭を両立させた「良妻賢母の象徴」として韓国国民から敬われています。

仕事と家庭の両立

ドラマのような愛の物語が、本当にあったかどうかは定かではありません。しかし、師任堂は史実と作中のどちらにおいても、家事をこなしながら創作活動も進めています。

師任堂が仕事と家庭を両立させていたという点は、ドラマと史実との共通点であるため、実話であると言えるでしょう。