【ストップひばりくん】真の最終回まで27年!伝説の未完作品が迎えたラストとは?

漫画・小説

完結した「硬派激次郎!!の巻」

『ストップ!! ひばりくん! コンプリート・エディション』は、1980年代に書かれた作品に加筆や修正を加えたもので、表紙も新しいイラストが描き下ろされています。

コンプリート・エディションは全3巻まで発売されましたが、注目されたのは一番最後の3巻の内容です。最終話ではこれまでにはなかった最後の5ページの部分が加筆されていて、これによりこの作品は27年ぶりに本当のエンディングを迎えることになりました。

最終話は「硬派激次郎!!の巻」というタイトルで主人公の家に新しい居候が来る話でした。連載当時は激次郎の「少年漫画は死んだ」というセリフで完結しているのですが、コンプリートエディションではこの後に、劇次郎がひばりの家に連れていかれて風呂に入るという話が加筆されています。劇次郎は実は女性であったということが、27年かけて明らかになりました。

27年かけて終了した『ストップ!! ひばりくん! コンプリート』

1980年代の人気漫画であった『ストップ!! ひばりくん! 』は、2010年に発売されたコンプリート・エディションでようやく完結しました。

今まで謎のままであった新キャラクターの正体が明らかになっているので、興味のある方はぜひ読んでみてください。