テラヘルツ鉱石危険性?効果は?がん健康被害は本当に?水晶やアクセサリーに使われる意味は?

知識

テラヘルツ鉱石とは?

テラヘルツ鉱石は、高純度のケイ素の結晶です。水晶はケイ素が酸化して結晶化したものなので、高温で溶かして純度の高いケイ素をとり出し再び結晶化させることでテラヘルツ鉱石ができます。

テラヘルツ波と呼ばれる電磁波を放っているとされ、人体に対しては体温の上昇や細胞の歪みを改善するなどの効果が知られています。

1秒間に1兆回振動し、熱伝導率も高いことがわかってきました。自然界のすべての物質が微弱なテラヘルツ波を発しており、生命活動や物質の性質に深い関わりがあるとみられています。

がんなどの健康被害の危険性は?

テラヘルツ波は、電磁波の一種です。電磁波にはレントゲン撮影に使われる放射線や太陽光線、赤外線などがあります。テレビや携帯電話などの電波や、電力設備などが発する電磁界も電磁波です。同じ電磁波ですが、周波数によってその性質は大きく異なります。

レントゲンに使われるエックス線は非常に大きなエネルギーを持っており、大量に浴びると遺伝子を傷つける恐れがあります。そのためか以前はテレビなどが発する電磁波も、健康に悪影響を与えるなどといわれていました。しかしテラヘルツ波は医療や工業分野で幅広く使われており、現在は健康増進グッズとしても人気です。

さざれ石を浴槽に入れるとテラヘルツ波が放出され、血行がよくなって体が温まるといわれています。テラヘルツ鉱石を、直接肩こりなどの痛みのある部分に当てて使っている人もいるほどです。細胞の歪みを直すという特徴からデトックス効果も期待されています。