【UQ HOLDER!】は打ち切り?TVアニメのレビューと続編の可能性を調査!

アニメ

魔法先生ネギまの正統な続編

UQ HOLDER!は月間で発刊される別冊少年マガジンで連載していた作品であり、2000年代に一世を風靡した赤松健が描いた漫画の魔法先生ネギまの正統な続編として描かれた作品です。作品の内容としては、「魔法先生ネギま」で登場していた生徒たちが学園を卒業してから10年以上の月日がたった世界が舞台になります。

日本地区にある宇宙エレベーターアマノミハシラにあこがれを抱き、いつの日か行ってみたいという希望を持つ少年がいます。その少年というのが、今作の主人公の近衛刀太です。熊本の田舎の学校に通っている近衛刀太は、学校の卒業を機にアマノミハシラがある東京に行きたいと申し出ます。しかしほかの人々は東京への往来申請が通る中、なぜか近衛刀太は申請が通らないという事態に見舞われます。

なぜ申請が通らないのか不思議に思う中で、学校の担任と一緒に帰宅時に魔法を使う賞金首に命を狙われます。賞金首の攻撃によって致命傷を負った近衛刀太は、意識が失われていく中で見たことがない一人の少女から契約を持ちかけられます。このままでは命を落とすことを察した近衛刀太は、その契約を了承し少女の血液を飲むことで再生を果たしたのです。

賞金首が驚く中で、近衛刀太と担任の先生はタッグを組み見事に相手を倒します。学校の担任が狙われた理由を聞いたところ、その正体が最強の吸血鬼と恐れられたエヴァンジェリンと伝えられます。最強の吸血鬼の血の契約をしたことで不死の体を手にした近衛刀太は、東京にある特殊能力を持った人たちが集まる学校への転校を進められるのです。元々東京にあこがれを抱いていたこともあり、その了承を受けて東京に旅立ちます。

この物語は事件に巻き込まれたことで不死の体になってしまった近衛刀太と学園の仲間たちが都市で起きる事件の当事者になっていくというのがUQ HOLDERの概要です。

古参ファンと新規ファンの取り込みに成功する

魔法先生ネギまの正統な続編のUQ HOLDER!は作品の質としてはどうだったのかというと、おおむねファンの間では好意に受け止められるレビューが多いです。

この作品は魔法先生ネギまの10年以上先の話ですが、魔法先生ネギまで出てきた生徒たちが何らかの形で登場しているので当時のファンの間では懐かしいのと卒業後の未来の姿が描かれたことでうれしいという意見が多数になります。

そして魔法先生ネギまを知らない世代でも、赤松健さん自体がテレビで登場する機会が多く名前が知られる漫画作家です。そんな赤松健が作った作品ということもあり、有名作家が描く世界観やキャラクターたちのかわいさも相まって新規ファンの取り込みに成功します。