インフィニティのなりそこないの正体は?映画劇場版エヴァンゲリオン考察・解説

映画

「Q」と「シンエヴァ」にインフィニティのなりそこないは登場

インフィニティのなりこないが出てくるのは、映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」と「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」の2作です。

まずは、登場シーンを振り返っていきます。

「Q」での登場

そもそも「インフィニティのなりそこない」との名称は、渚カヲルによります。

NERV本部地下のセントラルドグマの大量の骸を見て、碇シンジに「インフィニティのなりそこない」だと説明しました。地上でも、同様の物体とも生物ともつかない巨人が確認できます。

「シンエヴァ」での登場

完結編「シンエヴァ」で、インフィニティのなりそこないたちは「徘徊」と呼ばれる運動を行っていました。碇ゲンドウが人類補完計画を発動させたときは、地上を覆いつくすように行進し始めます。

なお、インフィニティのなりそこないは全員、首から上がないのが特徴です。

インフィニティのなりそこないは使徒?エヴァ?

謎が多い「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」においても、インフィニティのなりそこないの正体は諸説分かれています。

以下、ファンの間で飛び交った考察を述べていきます。

エヴァだとする意見が大半

もっとも多かったのは、インフィニティのなりそこないをエヴァンゲリオンだとする論調です。

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」碇シンジの行動がきっかけとなり、ニア・サードインパクトが起こってしまいました。その際、人類の多くがヱヴァンゲリヲンへと進化してしまったとする意見が、ファンに支持されました。

使徒の可能性もある?

中には、インフィニティのなりそこないを「使徒」だとする説もあります。インフィニティのなりそこないはビジュアルが禍々しく、エヴァの敵である使徒のようにも見えたからです。

ただ、よく確かめれば首がなく、赤色をしているだけでフォルムはエヴァンゲリオン初号機そっくりです。使徒だとする意見はやや無理があるでしょう。