【プラレールアドバンス】生産終了、打ち切りの理由は?入手困難な生産終了品を徹底調査!

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プラレールアドバンスは脱線が多く難しい!

プラレールアドバンスは、プラレールで使用していたレールをそのまま流用できるのが大きな強みとされました。

しかし、現実問題として、そのレールに乗せることが中々難しい上に、繋ぎ目で脱線することが多いという問題がありました。また、ポイント切り替えや停車などの機能は使用できません。

さらに、高低差のあるレイアウトにする場合、従来のレールが使用できるのは下りのみで、上らせるためにはアドバンス専用のレールが必要でした。そういった作り込みの甘さが、珠に傷となってしまいました。

鉄道模型として中途半端な立ち位置

プラレールアドバンスは対象年齢を6歳以上に設定したり、Nゲージの情景部品が使用できることを大々的にアピールしたりするなど、大人もターゲットに含まれていました。

ただ、大人にとってはプラレールはあくまでもおもちゃでしかなく、クオリティを求めるのであればNゲージを選択する人が多いです。

その一方で、デリケートで壊れやすく、子どもにとっては扱いにくいという中途半端な立ち位置でした。そのようなターゲットの絞り込みに失敗した点も、販売低迷に繋がりました。 

プラレールアドバンスは2017年に生産終了

従来のレールをそのまま使用できたり、ひとつのレールで2台走行させられたりと、プラレールアドバンスには魅力的な部分が数多くあります。

ただ、その強みを完全に活かすことができず、おもちゃとして重要視される売り上げも良くなかったため、生産打ち切りとなってしまいました。