ダイソーと創価学会の関係について
100円ショップのダイソーは大創産業のブランド名として広く知られています。日本国内に限らず外国にも多数の店舗があり、国際的な営業展開を行っている巨大企業と言えるでしょう。
大創産業はその名前から宗教団体の創価学会と関係があるという噂がありますが、まったく根拠がありません。
教祖の池田大作の名前から「大」の文字を取って大創産業を名乗った、創価学会のシンボルカラーである青と黄、そして赤の三色をあしらった商品を置いているなど噂のほとんどはこじつけであり、信じる価値のないデマと言えるでしょう。
大創産業の名前は創業時の社長が「小さい会社だが名前だけは大きな物にしよう」という意気込みが由来です。
物を大きく創る会社という意味で大創の名前を使っているので、創価学会との関係は皆無と言って間違いありません。
社長が韓国人と思われた理由
大創産業にまつわる噂はそのほとんどがデマですが、社長が韓国人で日本に帰化したという噂も典型的な例です。
大創産業の創業者である矢野博丈は1943年生まれの日本人ですが、出生地は中国の北京市です。敗戦直後に家族と共に広島県に引き揚げ、そのまま定住しました。
わずか2歳の頃に移り住んだことから、矢野博丈について紹介する媒体によっては広島県生まれと表記しているものもあります。
しかし正確には中国生まれなので、その点が社長は日本人ではないと誤解された理由です。
また、当時の中国は朝鮮人も多数行き来していたことから、そこから中国で生まれ育った朝鮮人が韓国へ渡り、それから日本へ帰化して大創産業を創業したという噂が流れたとされています。
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