ツバメ巣作りやめたのはなぜ?縁起悪い?良い?玄関のツバメの巣はどんな意味が?

知識

玄関にツバメの巣を作るのは縁起が良い証拠

家の玄関は、幸運の入り口と言われています。したがって、風水的に玄関にむやみに物を置くことは避けた方が良いとされているのです。

玄関に物を置くと、運気の流れを遮る障害となり、幸運を室内に呼び込みにくくなるからです。ツバメの巣ができる玄関は、自然災害から身を守りやすく、外敵が近付きにくい穏やかな場所と言えるでしょう。

また、ツバメは巣作りの場所に鬼門を避け、住人も糞掃除などでこまめに玄関を綺麗に保つようになるから、幸運を呼び込みやすいとも言われています。いつも清潔な玄関には、良い運気が滞留するという訳です。

昔から、玄関にツバメの巣ができると、住人は幸運が訪れる契機として喜び、これを大切に見守って、雛が巣立つまで巣を壊さないよう配慮したものでした。

ツバメが巣作りをやめる理由

ツバメが巣作りを始めたのに、途中で放棄してしまうこともあります。これには、いろいろな理由が挙げられますが、ツバメにとって安全な場所を選んだはずなのに、猫や犬の行き来が意外と多くて止めてしまったという場合が少なくありません。

人間の出入りする玄関なら、カラスなどの天敵が襲いにくい場所と判断したところ、家屋に住むペットから監視されて親ツバメが落ち着けなくなるという訳です。

また、風向きによっては雨風が予想以上に吹き込む場合も、巣作りを断念することがあります。それから、粘着力のある唾液で巣作りしても、壁に上手く接着できず、巣作りを中止するケースも見られます。このように、ツバメは外敵の状況や物理的要因によって、巣作りの継続の可否を決めるのです。