【5分後の世界】連載は打ち切りだった?最終回をネタバレ込みで解説【漫画】

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壮絶なパニックホラー「5分後の世界」

「5分後の世界」は、週刊少年サンデーに2018年から2019年まで連載されていた作品です。単行本は、全7巻で完結しました。作者の福田宏先生は週刊少年サンデーが大好きだったので、デビューできた時はとても嬉しかったそうです。

「5分後の世界」はタイムスリップを取り入れたパニックホラーで、衝撃的な描写がたくさんあります。また、主人公には優秀な双子の弟がいて、コンプレックスに悩んでいます。さらに、才色兼備の幼なじみに登場して、ほのかな恋心を抱いている設定です。その主人公たちは、人間対仏像の戦いに巻き込まれてしまいます。仏像とは人間を救う対象という概念なので、意外な設定に読者は驚きました。

ここからはネタバレになりますが、最終回では主人公たちの奮闘により、仏像との戦いに勝つことができます。気になる恋模様ですが、主人公と弟が同時に告白する場面で終了しました。

「5分後の世界」打ち切りの真相

「5分後の世界」は、単行本全7巻で完結しました。人気が高い少年漫画は、単行本が10巻を超える傾向があります。福田宏先生の前作「常住戦陣!!ムシブギョー」は、全32巻を超える大作でした。そのために、前作より巻数が少ない「5分後の世界」は、打ち切りにされたのではないかと噂されました。

前作と「5分後の世界」は、作風が大きく異なります。前作「常住戦陣!!ムシブギョー」はアニメ化もされており、同じ江戸物を期待したファンが多かったのかもしれません。そのために、現代を舞台にしたパニックホラーに馴染むことができず、ファンが離れたケースが考えられます。

人間対仏像という斬新な設定でしたが、前作ほどの人気が出なかったために、打ち切りにされた可能性があります。