小雪太夫・見世物小屋の蛇女は今も活動中?人気の理由や劇団について調査してみた

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そもそも見世物小屋とは?

「見世物小屋」というものはどんなことをする場所で、どんな人たちが登場しているのか知っていますか。また何となく知っていたとしても身体的な障害を持つ人たちが見世物にされているイメージを持っている人も居るのではないでしょうか。

人とは違う特徴を持った人たちを晒すのは昔のことで、現代では人が真似することが出来ないような特技を披露する場となっています。障害を持っているような人たちを人前に晒すということはせずに、ショーを観てもらうというスタイルに変化しています。

ショーの内容は主催者や出演作品によって変わりますが、基本的には少しだけ怪しく、オカルトチックな雰囲気が漂います。異次元のショーはワクワクドキドキするものばかりで、1秒たりとも目が離せません。

現代の日本で開催されている?出演している劇団とは?

現代で見世物小屋を見られるのは、たった1か所です。東京都の新宿で毎年11月に行われている花園神社の酉の市で、見世物小屋のショーが行われています。ショーは二部構成になっていて、入場料を支払えば誰でも観ることが出来るのです。料金もリーズナブルに設定されているので、誰でも気軽に入れるのが嬉しいポイントです。

日本で唯一見世物小屋を運営しているのが、大寅興行一座という劇団です。戦前から活動している歴史のある劇団で、古くから華やかでゴージャスなイメージの強いショーが行われると有名でした。

戦後になると徐々に衰退していった見世物小屋ですが、時代の流れやお客さんのニーズを考慮したショーに変化させることで現代でも見世物小屋を運営する劇団として人気を集めています。大寅興行一座の出演者の中に頬を串刺しする姿を披露したり、いきなり火を吹いたりと誰もが驚くような内容が人々を惹き付ける理由かもしれません。