新宿スワンまこさん（真虎）ネタバレ！漫画映画での主人公タツヒコとの関係考察

まこの眉にある傷痕の秘密

まこは昔、自暴自棄で居場所もなく彷徨い続けていました。そんな中タツミと出会ったまこは、その心の奥深さや人情に触れ心を解き放ちます。

荒んだまこを受け入れたタツミは、自らのスカウト会社ミネルバに雇いかわいがるようになります。当時のまこにとってはタツミと言う存在は唯一の理解者であり、家族同然だったのです。

そんなある日、偶然タツミは歌舞伎町一帯を仕切る紋舞会の天野修繕が、殺人を犯している現場を見つけてしまいます。顔を覚えられてしまったタツミは逃げるものの、のちに結局は天野の手下である山城兄弟に惨殺されてしまうのです。

タツミ殺害の真犯人は天野であることに気づいたまこは、タツミと同じように眉に傷を入れ、心につよく復讐の火を燃やします。その後まこはついに、復讐の最終目的である天野との対決に突入します。しかし、結末は衝撃的でした。

復讐の最終目的である天野を追い詰めたまこでしたが、ここには大きなミスがありました。実はまこの為に天野についての情報を流していた卯月が、天野とも繋がりを持っていたのです。その為、天野は最初からまこの殺害計画を知っていました。

天野の前で敗北宣言をしたまこでしたが、天野はまこを殺しませんでした。その後まこは、天野の金銭の横領を知り、再び天野を追い詰めました。

しかし、まこは天野を殺さず、警察に引き渡そうとしたのです。そして、まこは天野と別れたのちに、待ち伏せていた天野の息子に撃たれて死亡してしまいます。

そのころ天野は自らのドスで切腹をし絶命していたのでした。

タツヒコが新宿歌舞伎町の路頭を彷徨っているときに気に入り、バーストに拾ったのがまこでした。そんなタツヒコに、スカウトの基礎を叩き込み、一人前のスカウトに育て上げます。

そしてまこは、タツヒコが巻き込まれたトラブルには必ず現れて、その明晰な頭脳を駆使しタツヒコを窮地から救い出す神のような存在です。そんなまこをタツヒコは尊敬し、肉親同様に慕っています。