【ウィンク】できない原因は?練習方法とコツを解説!【簡単】

知識

ウインクが出来ない原因とは

顔の中の眼瞼や頬、口元にある筋肉に対して、脳から出される指令は左右の顔面神経を通じて伝えられています。

大きく分けて顔の中の上半分にある筋肉への指令は脳の両側から、下半分にある筋肉にはその部分に対して脳の反対側(片側のみ)から出されています。よって、顔の下半分にある頬や口元の筋肉は手足のように左右別々に動かすことが出来ます。

しかし、眼瞼(まぶた)の筋肉は顔の上半分にあり、脳の両側から同時に指令が出されるため、手足のように左右を別々に動かすことが難しくなります。

左右の眼瞼を同時に動かすまばたきには、特に影響はありませが、ウインクは左右を別々に動かす必要があります。

つまり、ウインクが出来ない理由はそもそもウインクが難しい動作であるから、ということになります。

ウインクの練習方法

ウインクの簡単な練習方法として、まずは「両目を閉じた状態から片目ずつ開く」ことが挙げられます。

そもそも、まぶたを閉じる筋肉と、まぶたを開く筋肉は異なっています。まぶたを閉じる際に使用するのは目の周りにある筋肉ですが、この場合、頬や額といった他の筋肉にまで脳の指令が伝わっています。

よって、ウインクが上手く出来ない状態で無理に片目だけを閉じようとすると、目の付近の他の筋肉まで同時に動いてしまい、顔がくしゃっとなってしまいます。一方、まぶたを開く際に使用するのはまぶたの上にある筋肉のみなので、脳からの指令が他の筋肉に伝わってしまう心配がありません。

まぶたを閉じる動きよりも開く動きの方が、他の筋肉まで動いてしまうことが少ないので、きれいにウインクをすることが出来ます。