ベルセルクグリフィス最後!正体は?ガッツとの関係は?人気漫画作品最終回感想!

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ベルセルクの概要・あらすじ

ベルセルクは中世ヨーロッパの世界を下敷きにしたダークファンタジーで、巨大な剣を操る剣士ガッツという人物の復讐を中心にした物語です。ちなみに題名であるベルセルクとは北欧神話の狂戦士伝説を由来にしています。

派手で見ごたえのある戦闘シーンと、運命に翻弄される人間ドラマが人気の秘密で、作者が亡くなるまで全364話が雑誌で掲載されました。この作品は漫画だけでなくアニメやゲーム化されたことでも知られ、数多くのグッズが作られました。海外でも人気で全世界で5000万部以上を売り上げたことでも知られています。

ベルセルクは41巻が発売されましたが、ストーリーは大きく5つの篇に分かれています。その篇とは黒い剣士篇(1から3巻まで)・黄金時代篇(3から14巻まで)・断罪篇(14から21巻まで)・千年帝国の鷹篇(22から35巻まで)・幻造世界篇(35から41巻まで)です。この物語はガッツが使徒と呼ばれる怪物を討伐することから始まります。

使徒とはベリトッドの力により人間を超えた存在になったものです。使徒は自分の大切なものを犠牲にすることで(触を起こすことで)人間を超えた力を手に入れたのですが、ガッツはかつて仲間と共に生贄にされたのでした。自分を生贄にしたグリフィスを追跡して復讐を果たすことがガッツの目的です。

グリフィスとガッツの関係

グリフィスとガッツの関係性については、黄金時代篇で大きく語られています。黄金時代篇は5つの篇の中で唯一過去の時代が描かれています。死産で生まれたガッツは偶然通りかかった傭兵団に拾われました。

偶然育ての親を手にかけてしまったガッツはそのまま傭兵団を脱走し、流れの傭兵として生計を立てていたところ鷹の団のグリフィスと出会います。二人は生まれも考え方も違いましたが、グリフィスの「自分の国を造る」という夢を叶えることを目的にしていました。

ガッツが独り立ちしたことで二人の関係は綻び、グリフィスは王を裏切り牢にとらえられたしまいます。旅に出ていたガッツはグリフィスを救出するために鷹の団に戻り、見事にグリフィスを救出しました。しかしグリフィスは廃人同然となり、絶望して仲間を犠牲にしフェムトとして転生したのです。

仲間を使徒に喰らわれ恋人であるキャスカをフェムトとなったグリフィスに奪われたガッツは、烙印を押されその痛みに耐えながらグリフィスに復讐することを誓ったのです。