「朝マックはいらない」という意見がなぜ出るのか。

グルメ

朝マックとは、ハンバーガーチェーンであるマクドナルドが展開する朝5時から10時30分まで販売される特別メニューです。この朝マックにマクドナルドユーザーの中から不要論が飛び出しています。その理由について、朝マックの特徴を元に考えてみましょう。

そもそも朝マックとはどのような制度なのか

朝マックは朝の時間限定で販売が行われる特別メニューで、朝食にピッタリなソーセージマフィンやハッシュドポテトなど、時間限定でしか食べられないメニューが魅力です。朝マック販売時間中は、レギュラーメニューのハンバーガーやポテト、シェイクなどの商品を購入することが出来ません。

朝マックの時間中は、朝マックの商品のみが販売されることになるのです。朝マックを導入している店舗は限られていますが、その時間限定のメニューを求める朝マック好きもいるなど、マクドナルドの魅力のひとつとして認知されています。ブレックファストセット、という朝マックメニューのセットが割安で食べられるなど、お得に食べられるところも魅力です。

また、朝マックの時間中はハッピーセットという子供向け玩具のついたセットも朝マックメニューとなります。ハンバーガーやチーズバーガーという定番メニューの代わりに、ホットケーキなどがメニューに加わります。

このメニューの変化を楽しみにしている子供のマクドナルドユーザーも少なくはなく、朝マックファンは非常に年齢層も広いことで知られています。朝しか食べられない特別なメニューを楽しんでいるマクドナルドユーザーは非常に多いのです。

朝マックが不要と言われる理由

朝マックが好きな方がいる一方で、朝マックはいらないという不要論が飛び出すことがあります。その理由の大きな部分を占めるのは、レギュラーメニューを注文できない時間がある、ということです。朝マック販売時間中はハンバーガーやポテトなどのレギュラーメニューが注文できず、朝マックのみの販売となってしまいます。どうしても今、ポテトが食べたい、ビッグマックが食べたいというニーズには朝マックの時間中は応えられなくなってしまうのです。

マクドナルドユーザーの中でも、特にレギュラーメニューのファンですと朝マックの時間中は好きなものを注文できませんから、朝マックを嫌がることになるでしょう。朝マック不要論はこういった背景から飛び出すのです。

また、朝マックのメニューの傾向がマクドナルドに求めているものではない、という理由から朝マックのメニューそのものに対する抵抗感を口にするユーザーも存在します。ソーセージマフィンやエッグマフィンはしっとりと焼き上げられたマフィンと、目が覚めるような塩気のパンチが効いたメニューですが、レギュラーメニューと比べるとやや上品な印象を与えるサイズ、内容です。

レギュラーメニューのボリューム感やパンチを求めている方にとっては少し物足りなく映ってしまうかもしれません。そういった背景も、朝マック不要論には隠れているのです。

また、朝マックのマフィンメニューにはほとんど野菜が使われていないことを問題視しているマクドナルドユーザーもいます。そもそも、早朝は鮮度の良い野菜が手に入らないから、という理由で野菜を排したメニュー展開を始めた朝マックですが、現在もその傾向は続いており、レタスなどの野菜ナシでは口当たりが重たく、思うように食べ進められない、という声も一部では上がっているのです。

朝に食べるならサッパリ食べたい、という方には朝マックメニューは歓迎されていないのかもしれません。

朝マックを好きな人も、嫌いな人もいる

朝マックを好んで一日中販売して欲しいという人もいれば、他のメニューを食べられないのは嫌だから廃止して欲しい、という人もいるなど、朝マックに対する印象は千差万別です。あなたは時間限定のマクドナルドのメニューについて、どう思いますか。

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