ざんかのたち(残火の太刀)BLEACH山本元柳斎重國最強能力卍解

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炎のエネルギーを溜め込んだ卍解

「残火の太刀」の一見みすぼらしく思える見た目は、炎の能力を極限まで高めた結果です。

全ての炎を攻撃のために刀に封じ込めているので、余った炎が出ず、焦げた見た目になります。そして、「残火の太刀」は東西南北の4種類の技に分かれ、通常の攻撃は東の「旭日刃」です。

溜め込んだ炎のエネルギーによって、切った相手を燃やすこともなく消し飛ばします。西の「残日獄衣」では、元柳斎が炎を纏い、触れる相手を消し飛ばします。

さらに、間接的な攻撃もあり、南の「火火十万億死大葬陣」では、それまで元柳斎が切り捨てたものの屍を、残火の太刀の能力を持って操ります。

そして、止めとして使用する北の「天地灰尽」は、刀の一振りによって、敵を跡形もなく消滅させる技です。その東西南北の能力がそれぞれ、ひとつの卍解レベルの強さです。

したがって、「残火の太刀」には、単純に隊長格4人分以上の卍解能力があるということになります。

「残火の太刀」を発動させると、元柳斎の周囲を高温にするだけでなく、遠く離れた場所を乾燥させるほどの影響が出ます。

実際に、空気中にある水分を使う能力は、残火の太刀によって使えなくなっています。そして、卍解状態を続けていると、尸魂界が破壊されてしまうほどの威力を持っているとされています。そのため、良くも悪くも最強の卍解というわけです。

扱いが非常に難しいので、「残火の太刀」は敵に奪われていますが、その敵は使用することなく、ただ封じることしかできませんでした。

隊長が持っている最強の卍解

BLEACHに登場する卍解で最強なのは、護廷十三隊隊長のものです。最高位にいる死神が最強ということで、非常にロマンがあります。

そして、封印はされたものの、卍解自体が敗れたことはないため、「残火の太刀」は最強の卍解のままです。