キングダム ろうあいの秦国反乱は史実?その人物と呂不韋、太后との関係は?

漫画・小説

キングダムとは

キングダムは、現在連載されている、古代中国の春秋戦国時代の秦国が物語の舞台となっている漫画です。天下の大将軍になるという夢を持つ下僕の少年、信と中華統一を目指す後の始皇帝えい政と出会うことで、大きく二人の夢にむかって進んでいくストーリーで、大人気の漫画となっています。

キングダムは史実に基づいたストーリーで、実際に存在した人物がモデルとなった登場キャラクターが数多くいます。漫画の中では、いくつか反乱が描かれていますが、中でもえい政の実の母親である太后とろうあいによる反乱は、咸陽を窮地に追い込みました。

ろうあいと太后は普通に生活していたら出会うことのない二人でしたが、呂不韋の企みにより結果的に反乱を起こす事となってしまいました。実際は、どこまでが史実通りなのか気になる方もいるのではないでしょうか。

実際に起きた反乱

結論を先に言うとろうあいの反乱は、史実に基づいたストーリーとなっています。秦王えい政の実母である太后と長年不倫関係にあった呂不韋は、太后との危険な関係を清算しようと考えていました。そこで巨根で知られるろうあいに目をつけ、自分の代わりに太后のもとに送り込んだのです。

呂不韋の思惑通りにろうあいは太后の寵愛をうけ、二人の息子ができました。太后の後ろ盾もあり、ろうあいは次第に権力を握るようになるが、密告によりえい政に知られ太后との密通も発覚してしまいます。

そこでろうあいは、反乱を起こそうとしますが、返り討ちにあい処刑されてしまいました。このとき、ろうあいの一族と太后との二人の息子も処刑されました。