漫画エム×ゼロが打ち切りとなってしまった理由とは?作者の体調不良?

漫画エム×ゼロが打ち切りとなってしまった理由とは?作者の体調不良? 漫画・小説

エム×ゼロの最終回について

エムゼロは2006年から2008年まで週刊少年ジャンプで連載されていた漫画で、単行本は10巻まで出ていました。

そんな人気漫画の最終回をネタバレ有りで紹介すると、主人公である大賀は留学することを決め、ヒロインであるルーシーにそのことを告げて留学先についていくことを承諾してもらいます。

そしてクラスメイトにも留学する話が広がり、最後にクラスでお別れ会をすることになりました。

大賀に片思いをするヒロイン・尚美や愛花に別れを告げて留学先へと旅立った大賀は、広大な自然の中で真剣に魔法修行に励むという最後を迎えていたのです。

これだけを見れば綺麗にまとまっている印象はあるものの、最終回の直前で魔法が使えないというデメリットを克服し、新たな力を手に入れています。

そのため読者としてはその力を使って新たな展開を迎えるのではないかと期待していただけに、突然の留学するという展開は打ち切りを実感するようなものだったようです

ただ打ち切りエンドとして決して後味の悪いものではなく、主人公に未来のある終わり方である点や魔法が使えない主人公が魔法を使えるように修行に出るという展開は納得できた声も多かったと言います。

打ち切りになってしまった理由について

エムゼロは最終回を迎えることができたものの、実は打ち切りによる最終回であったことが判明しています

その理由は、作者の体力が限界を迎えてしまったためです。

元々作者は漫画家として短編や短期間の連載は得意としていたものの、長期連載を苦手としている傾向があります。

これは作者自身が自覚して明言している傾向であり、連載が続けば続くほど精神的にも体力的にも苦しくなってしまい、作品を描くことが難しくなってしまうようです。

エムゼロも例外ではなかったそうで、連載を続けていくうちに精神的な不調に陥ってしまい、このままでは続けられないと判断したと言います。

そのため出版社に作者本人が連載終了をお願いする形となり、人気が集まっている中での打ち切りとなりました。