「サイコメトラー」は打ち切りになった?16巻発行を願うファンの声

「サイコメトラー」は打ち切りになった?16巻発行を願うファンの声 漫画・小説

「サイコメトラーEIJI」の概要について

まず、1996年~2000年まで「マガジン」で連載されていた「サイコメトラーEIJI」について、紹介します。

物語の内容は、ものや人に触れただけで、そこに残された記憶の断片を読みとることのできる、サイコメトリーの能力を持つ主人公の少年が、警視庁の女性刑事と協力しながら、さまざまな怪事件を解決していくという話です。

当時としては珍しい(今ではありがちですが、)主人公の明日真映児が、超能力を持った不良であること、犯人がトラウマを抱えた猟奇殺人者であるといった点が特徴で、テレビドラマ化されるほどの人気もありました。

マガジン連載のコミックや文庫版において、最終回に「完」という表記はありましたが、原作者(安童夕馬)は、あとがきで「続編(完結編)のストーリーは既に完成しており、もう続きを書かないという意味ではない」というコメントを残し、マガジンでは休載していました

こちらもオススメ

「でぶせん」の連載が原因?

その後、2011年の「週刊ヤングマガジン」で、約10年を経て続編の連載が始まりました。

その続編のタイトルは、「サイコメトラー」と改新されています。

また、同原作者が「サイコメトラーEIJI」にて登場した福島満を主人公に、「でぶせん」を連載し、その後2014年、「サイコメトラー」15巻とともにコミックを発行し、書店に並んでいたといった経緯があります。

そのことから、のちに休載が続いてしまうことや、「サイコメトラー」16巻がなかなか発行されないことについて、「でぶせん」と絡めながらさまざまな憶測が飛び交っています

では実際にサイコメトラーは打ち切りになったのかどうか見ていきましょう。