玉井タエは田中ユミとのデュオの有名歌手!今は何してる?

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田中ユミさんと玉井タエのシモンズ

シモンズは女性だけのフォークグループです。メンバーは田中ユミさんと玉井タエのさんの二人で、二人とも出身は大阪府です。

関西フォークのグループの一つとして、有名なグループでした。関西フォークとは、1960年代後半から1970年代前半に関西地方で人気のあったフォークミュージックの一ジャンルで、プロテストソングを歌うグループもいました。

『帰ってきたヨッパライ』のヒットで知られるザ・フォーク・クルセダーズも、関西フォークのアーティストです。シモンズというグループ名は、田中さんと玉井さんが共に好きであった、サイモンとガーファンクルが由来になっていて、サイモン(Simon)をそのままローマ字で読んでいます。

二人は高校生時代から一緒に音楽活動をしていて、ベッツィ&クリスの曲などを歌っていました。

デビュー曲がヒットしたシモンズ

シモンズがレコードデビューしたのは、二人が高校を卒業した後です。

二人のデビュー曲は、ザ・フォーク・クルセダーズの元メンバーが書いた『あの素晴らしい愛をもう一度』になるはずでしたが、作った本人自身がこの歌を歌うことになったため、代わりに『恋人もいないのに』という曲がデビュー曲になりました。

『恋人もいないのに』は売上60万枚を超える人気の曲になり、この曲が発売された1971年の日本レコード大賞で、シモンズは新人賞を受賞しました。デビュー曲がヒットとしてすぐに有名になった二人ですが、二人が一緒に活動していた期間はあまり長くありませんでした。

シモンズの活動が休止することになったのは、メンバーの玉井タエさんが、作曲家の後藤次利さんと結婚したためです。