本格剣士漫画シグルイのラストは打ち切りなのかを考察

漫画・小説

実際にどのような終わり方だったのか

シグルイは、駿河城御前試合という小説を原作にした漫画です。その小説には様々な個性を持った剣士が登場し、1対1の真剣勝負を行います。

そしてシグルイでは、その第1試合目である無明逆流れ編が描かれています。片腕の剣士藤木源之助と、盲目の剣士伊良子清玄を中心に、出会いや過去、それぞれに関係する人物にまでスポットが当てられた内容です。

そして大部分は試合に至るまでのいきさつが描かれ、最後は試合が決着する形で完結です。

打ち切り説が持ち上がる理由とは

シグルイの原作となった駿河城御前試合の小説には、全部で11の試合が行われています。シグルイで描かれたのはその11の内ひとつでしかありません。

作者の山口貴由さんは当初駿河城御前試合全てを描きたいという意思をはっきりさせ、それ以降の試合を行う剣士も数人登場しています。

しかし結果的には無明逆流れ編完という、第一部完結システムを採用した形です。そのため不本意な形で第一部で終わらせるしかなかったのではないかと、打ち切り説が持ち上がることが多いです。