トリコ白鬼が最強!結局主人公が最強なのか?最強キャラ百鬼を考察・感想

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登場キャラで最強なのはトリコの中にいる白鬼なのか?

ストーリーの終盤に現れた白鬼は、トリコという作品の中でも「最強キャラ」との呼び声が高いです。

出典:トリコ 著者:島袋光年

なぜならラスボスであるアカシアを一発でひれ伏させていますし、この時のアカシアは最強モンスター「ネオ」をも取り込んでいるので、非常に強い状態でした。

実際に明かされたアカシアの戦闘力は30000です。このアカシアでも太刀打ちできそうもない強さなのですから、白鬼の戦闘力は少なくとも30000以上だと予想されます。

なお、この白鬼というのは主人公トリコの体の中にいる悪魔なので、実質的にトリコ自身の強さということになります。では、トリコと白鬼どちらが強いのかというとこれは答えが出るものではないでしょう。なぜならトリコの「細胞自体」に白鬼がいるわけなのでまさに一心同体、「同じ存在」だと言えます。白鬼の左目の下にトリコと同じ3本の傷があるのも、一心同体であることを表しているのだと考察できます。

そもそもなぜ白鬼はトリコの体の中にいるのか?

作中最強と考察されるほどの白鬼がなぜトリコの体(細胞)の中にいるのか、というのは読者の誰もが持つ感想のはずです。結論から言うと、トリコは伝説の美食屋・アカシアと伝説の料理人・フローゼから生まれた子供で、非常に特別な存在だからでしょう。

この星に住む全ての人間はグルメ細胞とよばれるものを持っています。グルメ細胞には「食欲」が宿っており、より豊富な食欲を持った人間は「グルメ細胞の悪魔」を顕現させることがあります。美食屋四天王や一龍・スタージュン・マンサムなどの主要人物は、実際にグルメ細胞の悪魔が体内にいるという描写が幾度もなされてきました。これらの有名人は食欲も実力もある、という特徴があります。

多くの登場人物の中でも、突出した実力を見せてきたトリコは、やはりそれだけ特別な力と体の持ち主です。だからこそ、白鬼を含めて強い悪魔を2体も3体も宿すことができたのです。