ダイの大冒険魔界編があった?予定されていた構想のみの幻の続編を考察!

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バーンとの最終決戦をおさらい

魔界編のことを語る前に、少しネタバレになりますが魔王軍との最終決戦について紹介します。仲間たちの援護を受けて魔王バーンのもとにたどり着いたダイは、その圧倒的な強さに苦戦を強いられてます。

このままでは大切な人たちが魔王軍そしてバーンによって滅ぼされてしまうことを予見し、最終手段として父親から体得していた人間としての感情を捨てる代わりに巨大な力を得る魔法を己にかけ互角の展開に持っていくことに成功したわけです。

そしてお互いの雌雄を決する攻防は熾烈を極めたが、双方の消耗が激しくなり最後の攻撃にすべてをかけることを決めます。そして最後の攻撃がぶつかり合う中で、最後に立っていたのがダイであり勝利を手にした瞬間です。

しかしお互いの最後の攻撃により、バーンの城は崩壊をはじめダイは落下してしまいます。このままでは大地に叩きつけられてしまうというところを、空中に飛ぶことができる魔法を習得していたポップに助けられます。

これで魔王軍との最終決戦が終結したと思ったが、なんとバーンが虫の息とはいえ生きており自身の魔力を暴走させてダイと仲間たちごと自爆攻撃を行ったわけです。

満身創痍の中であきらめかけた瞬間に、ダイは周りに感謝の言葉を告げて最後の力を振り絞って成層圏まで自爆しようとしているバーンと一緒に飛んでいきます。

仲間たちが絶叫する中でバーンとダイは爆発し、この地点で魔王軍との最終決戦は終結します。仲間たちは涙を流すが、そこに偶然にダイが持っていた剣が空から降ってきます。

その剣を形見にしようと持った時に、その剣が輝きを失っていないことに気づきます。この剣はダイの命とリンクしており、輝いてるということはダイが生きているということを示唆しています。

ダイが生きていることに安堵したが、爆発が広範囲だったためどこにいるのかわからずじまいです。そのうえ激戦を戦い抜いたことで、仲間たちは限界に近い状態だったことをもありそれぞれの故郷に帰郷します。

そして1年がたって平穏な世界で、ヒュンケルは鍛冶職人となりそしてそのほかの仲間たちもそれぞれダメージを癒しながらダイの帰りを待つという形で完結します。

アニメ化もうわさされた魔界編とは

堂々の完結を迎えたダイの大冒険ですが、その裏で続編として魔界編が予定されていたとファンの間で語り継がれています。バーンとの自爆攻撃を防いだダイは奇跡的に助かった後に、長期間の療養生活を余儀なくされます。

そして長いリハビリを経て体の機能が回復した時に、地上にある魔界の門が開いてバーンの復讐をするために邪悪な軍勢が押し寄せてくるという話を聞いたわけです。

せっかくたどり着いた平和の世の中を壊されてしまっていけないと、単身で魔界の門に向かって進行を止めに行くというのが魔界編の概要と言われています。