【ディメンションW】連載は打ち切りだった?マンガ最終巻の感想【ネタバレ】

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近未来SFファンタジー「ディメンションW」

「ディメンションW」は、近未来を描いたSFファンタジーマンガです。2011年から2019年まで連載されて、単行本全16巻が刊行されています。作者の岩原裕二は、SFファンタジーを描くのが得意な漫画家です。

「ディメンションW」は次元間誘導装置「コイル」の発明により、人類がエネルギー問題から解放された近未来のストーリーです。

ところが、偽造コイルを不正に使う犯罪者は後を絶ちません。主人公は、不正コイルと犯罪者を追う回収屋です。ぶっきらぼうで口は悪いのですが、喧嘩が強くて熱血漢という設定です。過去に、コイルの事故で妻を失いました。

また、回収屋の相棒として、女性の姿をしたアンドロイドが登場します。犯罪者と回収屋とのアクションシーンだけではなく、孤島でサバイバルレースに挑むストーリーもあり、起伏に満ちた展開が続くところが特徴的です。

「ディメンションW」は打ち切りなのか?

「ディメンションW」は単行本全16巻で完結しましたが、打ち切りだったのでしょうか。

読者の感想を読むと、練り込まれた世界観とドラマティックな展開を評価する声が多く、満足度はとても高いです。また、科学的な裏付けがしっかりしている上に、ヒューマンドラマの要素もあります。そのために、SFファンタジーのファンからは「読み応えのある作品」と高評価を得ています。不評などの理由から、打ち切られた可能性はありません。

ここからはネタバレになりますが、最終巻では主人公が巨大な悪と戦い、勝利します。さらに、女性型のアンドロイドが主人公に寄り添うシーンも描かれています。無事にハッピーエンドを迎えられたので、読者から不満の声は上がりませんでした。

「ディメンションW」はアニメ化もされましたし、公式ファンブックが発行されるほどの大人気マンガです。