ノノノノの最終回ラストがなぜひどいのかネタバレありで解説

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ノノノノの大切な基本部分

ノノノノは、オリンピックの女子スキージャンプ競技をテーマにした漫画です。そして掲載されたのは2007年から2010年までで、舞台となっているのは2012年から2014年です。

連載されている当時には、オリンピックの正式種目に女子のスキージャンプ競技がありませんでした。

主人公の野々宮ノノは天才的なスキージャンプの才能を持っていましたが、女性であるためオリンピックを目指すことができません。そして同じようにスキージャンプ競技をしていた双子の兄である野々宮悠太は、容姿が同じノノに自分の立ち位置を譲るために命を絶ってしまいます。

そんな悠太の遺志を受け継いで、ノノは野々宮悠太として2014年の冬季オリンピックの男子スキージャンプ優勝を目指すという物語です。

衝撃的な最終回

ノノノノでは、主人公のノノはコルセットを使用するなどして女性であることを隠します。しかし最終回では転倒した際に服が破けてしまい、胸が露わになってしまいます。

そして掲載されていた週刊ヤングジャンプ本誌では、そのまま終わりです。女性とバレてしまったからには当然男子オリンピックに出場できないことは容易に想像できる終わり方です。

単行本にして13巻分続いた作品の終わり方が、そのようなあっけなく、なおかつバッドエンドな最終回を迎えてしまったわけです。