ナナチの性別は?人間なのか?メイドインアビスのナナチの正体やその魅力に迫る

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ナナチという性別

ナナチはメイドインアビスの3巻から登場するキャラクターですが、見た目はウサギのような長い耳があり体は被毛に覆われている姿をしています。かわいらしい顔に幼い風貌からして子供という印象を受けますが、大人びた知識を持っていて医学にも精通している賢いキャラクターです。主人公のリコと相棒のロボット少年レグがピンチに陥った時に現れ、その後二人と旅を共にすることとなります。

ファンの間ではナナチの性別はどっちだ、という話題が多く見られますが、公式では発表されておらず、性別は不明となっています。ただ、作画からは長い髪の毛や顔の様子、レグに接近されて照れるなどのシーンから女の子だとする意見が多いです。ですが、一人称が「オイラ」であったり男の子のような話し方をすることから女の子だという断定はできず、ナナチの性別はナナチ、というのが現状です。

自我を持つ獣人

そして、ナナチは見た目が動物のような姿のため、人間なのか、という疑問が浮かびますが、ナナチの正体は獣人の姿をした「成れ果て」です。

「成れ果て」とは、作品に登場する人種の一つで、もともとは人間であった人物が呪いによって姿形が変化したもので、自我も失い、不気味な姿にされた「成れ果て」の一人がナナチとなります。ですが、ナナチは自我を失うことなく、人間と同じように生存しています。それは何故なのでしょうか。

ナナチは孤児として生活をしていましたが、ある日作品の舞台であるアビスへ向かう子供を募集している探窟家と共に、アビスの前線基地に行くことになります。そこは人間が入ることができるギリギリのラインで、子供達は何も知らずに旅を楽しむのでした。