はじめの一歩引退撤回?連載打ち切り回避の方法は幕之内一歩復帰の展開しかない?

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終わり時を間違えたといわれる所以は幕の内が引退してしまったから

はじめの一歩が終わり時を間違えたといわれる所以は、主人公の幕の内一歩が引退したのにもかかわらず連載が止まっていないことが挙げられます。

幕の内一歩が引退した理由としては、まずライバルの宮田一郎との一戦が流れたことで挑戦する権利を失ってしまったからです。さらに幕の内一歩が戦ってきた相手の多くが、世界ランカークラスの強者だったこともあり毎度苦戦を強いられます。

目標を失っただけでなく、強者との連戦によって蓄積したダメージが限界に近付いたことで日常生活に支障をきたすパンチドランカー症状を患ったことでプロボクサーを続けられなくなったことが引退の要因です。本来であれば引退した地点で終了するのが流れですが、その後において幕ノ内一歩はトレーナーとしてジムに在籍して後輩を育てるという物語になっています。

なぜ連載を続けてしまったのかというと、一歩が日本チャンピオンになった後の話が気になるという要望が多かったためです。ファンの間では終わり時のタイミングとして語り継がれているのが、幕の内一歩が日本チャンピオンになった千堂武士との一戦です。白熱したハードパンチャー同士の打ち合いはとても盛り上がり、最後は幕の内一歩の必殺技デンプシーロールを炸裂させて勝利をおさめます。

漫画の作中でも、トレーナーから強いとは何かわかったかという問いに「わからないので今後もよろしくお願いします」という返答をしており物語の終わりを告げてもよい終わり方をしています。しかし作中で鷹村守の世界挑戦の話があったことで、ファンの間で世界挑戦の話が気になるという要望が多かったために続けてしまったのが長期連載を続けた理由になります。

あまりにも展開がないので人気低下に拍車をかけている

トレーナーになった後も鷹村守の3階級制覇の話や、ライバルたちの世界挑戦の話が舞い込むなど話は続いている状態です。ただ100巻以上も続いたことで飽きが生じていたという感想が多くなっただけでなく、継続して読んでいる人たちの間でもやはり主人公が引退したのに続いてることについて懐疑的にみている人も多いです。

実際にマガジンの人気ランキングにおいて、はじめの一歩の人気が少しずつ落ち始めているのが現状です。