ナイスネイチャワイド馬券のイメージキャラ!ウマ娘人気競馬引退名馬を解説

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ウマ娘のナイスネイチャとは

ウマ娘のナイスネイチャは癖毛のツインテールという可愛らしい見た目と裏腹に、卑屈で年寄りくさい性格というギャップがあり人気です。

アニメではシーズン1の第6話から登場していて、サイレンススズカとの交流が描かれています。アプリゲームではサービス開始時から使え、2021年にはSSRのカードが登場しました。

競走馬のナイスネイチャとは

競走馬のナイスネイチャは北海道浦河町の渡辺牧場にて1988年に誕生しました。父はナイスダンサー、母はウラカワミユキ。

同期にはあのスーパーホーストウカイテイオーがいます。松永善晴厩舎に預けられたナイスネイチャは、走りから高い素質が感じられるものの、デビューしてからの数戦は勝ちきれないレースが続きます。

そのため、皐月賞・日本ダービーといった春のクラシックレースには間に合いませんでした。しかし3歳(旧4歳)の夏に小倉競馬場で連勝したのを皮切りに、小倉記念・京都新聞杯と重賞レースをたて続けに勝ちきります。

いわゆる「夏の上がり馬」としてクラシック最後のレース菊花賞で人気が出ましたが、惜しくも4着に敗れました。しかしその年の有馬記念では3着に入り、古馬としての活躍が期待されました。古馬になってからは人気になるものの、なかなか勝ちきれないレースが続きます。

2着や3着に入るものの、1着が取れません。いつしかナイスネイチャは善戦ホースと呼ばれ、競馬ファンの間で人気が出てきました。このモチーフはウマ娘にも生かされています。特に有馬記念は3年連続で3着を取り、この記録は2022年の時点で破られていません。

長い善戦の後、6歳時に高松宮杯で2年7カ月ぶりの勝利を収めた時は競馬場が沸きました。しかしこのレース以降、着外が続き善戦すらできなくなります。

そして、1997年に惜しまれつつ引退しました。通算成績は41戦7勝。G1勝ちはありませんでしたが、記憶に残る競走馬であったことは間違いありません。