シャーマンキングが夢オチ?ジャンプ漫画打ち切りの最終回の結末が伝説の作品

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伝説の最終回とは

シャーマンキングの伝説の最終回と呼ばれるのは「おやすみ」というタイトルです。このタイトルの通りに主人公である麻倉葉と行動を共にしている仲間たちは、ラスボスである麻倉ハオとの最終決戦に備えて寝るのです。それと同時に主人公たちの帰りを待つ人たちも心配しても仕方ないと言い、眠りにつくという描写がなされます。

これだけならば、「最終決戦に備えて休息しているのだ」そう思いますよね。しかし、次のページをめくるとプリンセスの格好をした麻倉ハオと主人公とその仲間が描かれているという衝撃の一コマとおわりの文字があるのです。あまりの急な展開と主人公たちが眠りについていたことから、ファンの間では夢オチではないかと言われているのです。

また、おわりという文字の横にミカンが書かれており、未完ではないかともいわれています。のちに完全版が発売されて、本当の最終回が読めるようになることを考えると作者からのメッセージだったのでしょうね。

なぜ打ち切りになったのか

ジャンプというのはあくまでもメディアであり、人気漫画のみを連載させて少しでも多く売れるようにするのです。それゆえ人気投票で人気がない作品は打ち切りになります。

シャーマンキングもおそらくは人気が低迷していたのでしょう。最終決戦を目前に控えているにも拘わらず、人気が最下位であれば打ち切りという判断をされてもおかしくないです。その結果が伝説の最終回であるということですね。

シャーマンキングは最終決戦の目前だったので、連載させてもいいのではないかと思ってしまいますが、ジャンプとしては許可できなかったのでしょうね。