殺せんせー最後は渚のナイフ？暗殺教室最終回ネタバレ！先生の過去、正体は人間？

殺せんせーの過去と正体

暗殺目標である殺せんせーの「正体」を説明するには、同時に殺せんせーの過去を語る必要もあります。

殺せんせーの正体はなんと普通の人間だったのです。普通の人間ではありますが「死神」と呼ばれた超一流の殺し屋でもありました。

従順でそこそこ優秀で死んでも文句を言われない存在としてモルモットに選ばれ捕獲された殺せんせーは、茅野カエデの姉である雪村あぐりと出会います。

徐々に惹かれ合い距離を縮めていった殺せんせーとあぐりですが、同じ研究施設で飼育されていたマウスの爆発をきっかけに最悪の結末を辿る事になります。

殺せんせーを危険視した柳沢は殺せんせーを抹殺しようとしますが失敗に終わります。目の前であぐりが暴行される姿を見た殺せんせーは、力を暴走させてしまい研究所を破壊していきます。

殺せんせーの暴走を止めようとしたあぐりですが、柳沢の仕掛けた殺せんせー用の罠の誤作動により、致命傷を負ってしまいます。

あぐりが最後に殺せんせーに託した願いが「E組の教師となり、生徒を導く事」だったのです。

殺せんせーには、こんなに悲しい過去が隠されていた事に読者の多くは衝撃を受けたようです。

物語終盤まではコメディ要素が強い殺せんせーですが、実は最後まで読むと大人でも思わず涙が出てしまう感動の名作として高い評価を得ています。

作中の殺せんせーと生徒とのクスッと笑える日常パートや生徒の成長、そして殺せんせーが何を考えていたのか考察しながら読み進める事をおすすめします。