【クロの戦記】打ち切りの過去!なろうWeb小説が書籍化で酷評された理由は?

漫画・小説

絶望的な戦力差を知恵だけで乗り切る青年の話

クロの戦記はウェブ小説家のサイトウアユムが描いたWeb漫画であり、その内容は現在のアニメで主流となっている異世界転移をモチーフにした物語です。

主人公のクロノは現代社会において黒野久光として生きていたが、何らかのきっかけで異世界に転生してしまいます。その世界は軍事国家が主権を争う世界であり、黒野久光の魂を持つクロノは運よくケフェウス帝国の貴族クロードに拾われて養子となります。

クロードは恵まれない子供を拾っただけだったのですが、クロノは現代社会の知識を有していたためや知能が高くその才能を見込んだ後継者として支援を受けることに成功します。軍事国家のケフェウス帝国にある軍事学校をトップの成績で卒業をした後に、運悪く隣国の神聖アルゴ王国軍からの侵略から守る軍の指揮を任されます。

さらに運が悪いことに任された自軍というのが、人間にあまり良い印象を持っていない亜人たちで構成される軍です。最初はクロノを見下していた身内でしたが、クロノの人心掌握術の高さによって瞬く間に信頼を勝ち取ります。

信頼を勝ち取ったクロノは、学校で習った軍事技術に加えて現代社会における戦時中の戦術を取り入れた戦法を駆使し見事に相手国を負かします。その功績をもって国の信頼を得たクロノは、その後領地の視察任務を受けます。そこで領地の悪政を暴露して住民を助けた結果、その領地の新しい領主として迎え入れられます。

そして新しい領主として迎え入れられたクロノは、領地経営をしていく中で町民や軍の女性から猛烈な異性に対して行われるアタックを仕掛けられます。弱小国家を現代知識で統治しつつ、町民や軍の女の子のアプローチに困惑しながらも前に進んでいくというのがクロの戦記の概要です。

書籍化が決定したが酷評を受けることになる

クロの戦記は異世界漫画ではあるのですが、この主人公は特別な能力や力があるというわけではなく努力だけで活躍をする人物です。

そのWeb小説1巻が好評で、そのままライトノベルとして書籍化が決定します。実際に書籍化をして世に広まったのですが、出版社にとって予想だにしない事態になります。

それは書籍を見た視聴者からのお便りで、クロの戦記はひどい内容で見たくないなどの酷評を受けることになったのです。