こしみずなつき(越水七槻)事件|名探偵コナンに登場するかわいい女子高生探偵

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こしみずなつき(越水七槻)とは?

こしみずなつき(越水七槻)が初登場した作品は、「服部平次との3日間」でした。探偵甲子園がおこなわれ、南の名探偵代表として七槻は現れたのです。ですが探偵甲子園というのは嘘の企画で、コナン達は事件を解決するために推理します。

最初は、ボーイッシュな外見と一人称が「ボク」だったため、男性だと思われていました。ですが、制服に着替えたことで七槻が女性だと発覚したのです。そして、彼女の存在が実は世良真純を誕生させるきっかけになったともいわれています。確かに、ショートヘアに「ボク」という1人称は世良真純そのものです。

こしみずなつき(越水七槻)は犯人?

なぜ七槻はレギュラーになれなかったのか、疑問に感じる人もいるかもしれません。それは、彼女が登場した回のストーリーを追っていくとわかります。

テレビの企画で、全国から高校生探偵が集められました。東の代表として白馬探、西の代表は服部平次。そして、南の代表で唯一の女性である越水七槻と、北の代表が時津潤哉でした。コナンも、平次の助手という名目で同行しています。

テレビディレクーである槌尾と共に会場となる孤島へ向かうコナン達。ロッジでラベンダーを見つけた七槻が「ラベンダー屋敷殺人事件」と口にします。途端に時津の態度が変わりました。その後、時津は何者かに殺害され、コナン達は事件を推理することとなります。

容疑者として浮上したのは、槌尾、甲谷、そして七槻です。推理の結果、犯人が七槻だとわかりました。実は、彼女は高校生ではありませんでした。彼女の目的は、友人を死に追いやった探偵を探し出すことでした。

七槻がレギュラーにならなかったのは、彼女がこの作品の犯人だったからなのです。もし、登場の仕方が違ったらレギュラーになっていたかもしれません。