寄宿学校のジュリエットの最終話が打ち切りエンドの可能性をネタバレ込みで考察

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寄宿学校のジュリエットはどのような最終回を迎えたか

寄宿学校のジュリエットは、東和国とウェスト公国という敵対する2つの国の子どもが通う、ダリア学園という寄宿学校が舞台です。

それぞれの寮を代表する犬塚露壬雄とジュリエット・ペルシアは第1話から付き合い始めますが、国や寮同士の諍いもあり、周囲にバレないように交際を続けていきます。

ロミオとジュリエットをモチーフにしているこの漫画の醍醐味は、様々な障害を乗り越えながら隠れて交際を続けていくことにあります。

2人の関係が周囲に知られるのは、16巻ある単行本の内の13巻目です。

監督生への昇格をかけたタイミングでカミングアウトし、説得によって交際が認められるようになります。そして残りの部分で寮内だけではなく、東和国とウェスト公国の関係も改善させ、露壬雄とジュリエットの結婚式というハッピーエンドで終わります。

打ち切りの可能性は考えられない

寄宿学校のジュリエットは、週刊連載で16巻も続けられるほどの人気作です。

そして豪華キャストによるアニメ化もされるという好待遇を受けています。そのため人気低迷による打ち切りはまず考えられません。

中には露壬雄とジュリエットの関係が認められてから終わるまでが短すぎるという意見もありますが、この漫画のメインは隠れて恋愛をすることです。したがって残りは物語をきれいにまとめるための部分と捉えても良いでしょう。

そのまとめに当たる14巻から16巻は最終章であるウェスト編としっかり銘打ってあり、あらかじめ予定されていた終わり方です。そして実際に特に問題なく終わり、逆に余計な引き延ばしがなくてスッキリしているくらいです。