【時空異邦人KYOKO】漫画打ち切りの理由は?結末のネタバレ感想【種村有菜】

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「時空異邦人KYOKO」とは?作者は人気漫画家・種村有菜!

「時空異邦人KYOKO(タイムストレンジャーキョーコ)」は月刊少女漫画雑誌りぼんで2000年9月号から2001年9月号の1年間にわたって連載されていた漫画です。

作者の種村有菜は「神風怪盗ジャンヌ」や「満月をさがして」、「紳士同盟クロス」などの数々の人気作品を生み出している人気少女漫画家で、魅力的な登場人物や衣装の華やかさ、その画力から漫画家デビューして間もなく注目を集め人気に火がつきました。

アニメ化もした先生の代表作「神風怪盗ジャンヌ」の連載終了からわずか2ヶ月で新作として連載がスタートした「時空異邦人KYOKO」は作者自身が中学時代から温めていた作品で、当時のファンはジャンヌの完結後すぐに新しい種村有菜先生の作品が読めることに喜びました。

「時空異邦人KYOKO」のあらすじと結末

「時空異邦人KYOKO」の舞台は星が一つの国となり地球国と呼ばれた30世紀です。

主人公の朱臣響子は地球国の第一王女で、身分を隠して学校に通い自由な生活を送っていました。

出典:https://twitter.com/

しかし王女としての務めをいつまでも放っておくことはできず、身分を隠し続けることも困難のため学校に通うことをそろそろ諦めなくてはならないと考えています。

そこで地球王は、双子の妹生まれてからずっと眠り続けている響子の双子の妹・優を目覚めさせることができれば王女の仕事を優に託し響子は自由に生活してもよいと提案します。

自分の自由のため、そして何よりもずっと話したかった妹を目覚めさせるために響子は時を操る「時空異邦人(タイムストレンジャー)」となり、優を目覚めさせる巨大時計を動かすために必要な能力者を探し始めます。

無事に能力者を集める響子ですが、目覚めの儀式で意外な事実が明らかになります。

なんと響子は人間ではなく時の神クロノスの娘であり、優の体を借りて今日まで過ごしていたというのです。優に体を返したため皆の記憶から響子のことは消えてしまいますが、異邦人の力によって書き換えられた記憶は元に戻り、響子自身の望みで地球王の妻の体を貰い受け再び地球に戻ります。ディーガードで能力者の逆滝との恋も実り、ハッピーエンドを迎えます。

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種村有菜先生らしいファンタジックで独特の世界観と、待ち受けている意外な展開が読者を飽きさせないストーリーを生み出しています。魅力的なキャラクターも多いので、全3巻という駆け足で終わってしまったことが残念です。

もっと長期連載にして一人一人にスポットを当てて描き切ってほしかったという声も多いですが、先生の作品の中でも1番好きというレビューもある種村有菜ワールド前回の面白い作品なので、ファンの方にはぜひ読んでほしいで漫画です。