トリコジョア死亡!黒幕の正体、NEO料理長、フローゼとの関係とは!?

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ジョアはNEOの料理長

トリコの世界は基本的に、トリコが所属する国際グルメ機構IGOと、悪の集団である美食會の対立が描かれます。そして、第三勢力として登場したのが、食の理想郷を追究するNEOです。IGOと美食會の両方にすでにメンバーが潜んでいて、それぞれの組織を裏切る形で存在が露わになります。

そのNEOのトップに立つ料理長が、ジョアです。過去にクッキングフェスで優勝するほどの実力者であり、包丁を使用した攻撃は惑星を破壊するなど、宇宙規模です。当初はピエロのような格好で顔を隠していましたが、その素顔はアカシアの妻であったフローゼに瓜二つです。ただ、フローゼ自身ではなく、あくまでも男性です。その正体はフローゼの肉体に別の魂が宿った存在です。

フローゼが亡くなってから、三虎がグルメ細胞を復活させる癒水をかけ続けたことで、フローゼの肉体は復活するまでに至りました。けれど、そこにフローゼの魂が再び宿ることはなく、別人の魂が入り込みます。その上でアカシアのフルコースのひとつであったペアの力で、男性へと変化した形です。フローゼの肉体に宿った魂に関しては特に細かい描写はなく、本当の正体は最後まで不明のままです。

トリコの黒幕は伝説の美食屋アカシア

トリコの世界には、かつて世界で活躍した伝説の美食屋アカシアという人物がいました。そして、そのアカシアのフルコースを追求するのが、トリコたちの目標でした。特にトリコは、自身のフルコースのメインに、アカシアのフルコースのメインであるGODを据えることを早々に決めています。また、アカシアに関しては世界中に伝説が残されていて、彼を祀った神社や立像を建てた国もあるほどです。

そんなアカシアが、トリコの世界の黒幕です。過去の人物としてすでにいなくなっているかと思いきや、異形の姿となって現代でも生き残っています。そして、大量の食材を取り入れて復活します。アカシアは元々は正しい人でしたが、ネオという食欲の怪物と混ざったことで、倫理観よりも自分の食欲を満たすことを優先するようになってしまいました。