【BLACK TORCH】漫画は打ち切りだった?最終回のネタバレ感想【ジャンプ】

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物ノ怪や忍者が登場する少年漫画「BLACK TORCH」

「BLACK TORCH」は、2017年から2018年まで連載された少年漫画です。単行本全5巻が発売されています。

物ノ怪や忍者が登場して、敵とバトルを繰り広げるストーリーです。不思議な話やアクションが好きな方にぴったりな作品です。

ここからはネタバレになりますが、主人公の少年は忍者の末裔です。祖父から厳しく育てられ、動物と会話ができる特殊な能力も身につけています。

ある日、傷ついた黒猫を拾って、自宅で看病しました。実は、その黒猫は物ノ怪だったのです。黒猫は強大な敵に追われており、助けようとした主人公も巻き込まれてしまいます。

以来、主人公は黒猫と行動をともにして、敵と戦い続けます。忍術を扱う仲間もできて、互いに励まし合いながらパワーアップします。

最終的に、主人公は仲間と戦うことの重要さを知り、成長したところで物語は終わります。最後まで黒猫の物ノ怪と過ごし、これからも一緒に寄り添うことを暗示させるラストシーンです。

本作品の魅力は、美しいキャラクター造形と、躍動感のあるバトルシーンです。画力の高い作者なので、読みごたえのある構図になっています。きれいな絵柄を堪能したい方におすすめです。

「BLACK TORCH」は打ち切りだったのか?

人気が高い少年漫画は、連載が長くなる傾向があります。「BLACK TORCH」は2017年から2018年までに、単行本全5巻が発行されて終了しました。全話数が19話なので、少年漫画としては短い連載期間です。

しかも、完結したあとに、スピンオフなどの番外編を出していません。そのために、打ち切りだったのではないかと噂されました。「BLACK TORCH」に寄せられたレビューには、画力の高さを評価する感想が目立ちます。

キャラクターのデッサンに狂いはなく、安定感があります。脇役もキャラが立っており、描き分けも完璧なので、混乱することがありません。

低評価のレビューは、ストーリーが複雑で分かりにくいことを指摘した感想が多かったです。長いセリフが多くて読みにくく感じられ、少年漫画にふさわしくなかったのかもしれません。

また、評価が高いシャープな絵柄は大人っぽく、少年漫画よりも青年漫画に向いています。「BLACK TORCH」は難解なストーリーとカテゴリーエラーが原因で、打ち切りにされた可能性があります。