ラナー王女の正体は?アニメオーバーロード登場王女の長すぎる名前、正体を考察

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才色兼備な王女は孤独だった

アニメ・オーバーロードの王国編での重要人物であるラナー王女の正式な名前は、「ラナー・ティエール・シャルドルン・ヴァイセルフ」です。リ・リスティーゼ王国の第三王女で兄がふたりいるのですが、そのあまりの美しさから「王国の黄金」と呼ばれています。

美しさだけではなくかなり知恵を持っており、知恵者ランキングなどがあれば最強クラスだと考えられます。まさに天才といえるラナー王女ですが、その才能ゆえに苦労をすることもあるようです。

たとえば、天才であるがゆえに周囲の人間にラナー王女のことを理解できる人間がおらず、意味不明なことを口にする不気味な子どもという扱いをされていたといいます。多種多様な登場人物がいるオーバーロードの世界ですが、ラナー王女のことを理解できるのがごく少数です。

自分ができていることを周囲の人間は誰ひとり理解できていない、孤独と寂しさを抱えたまま日々を過ごしていった王女は、やがて天才がゆえに己の最高に奢っていきます。周囲の人間を見下し始めたラナー王女ですが、あるきっかけがあって変わっていくことになります。

きっかけは子犬?クライムを得てその正体が暴かれる

オーバーロードの中でも特に突出した知能を持っているのがラナー王女であり、その正体は「バケモノか?」とレェブン卿に言わせるほどの発言をします。

あまりの知能の高さゆえに孤独だったラナー王女がある日から変わり始めます。そのきっかけは「子犬」を拾ったこと、その名前は「クライム」です。クライムはその後ラナー王女のために尽くす兵士になっていきすが、ここからラナー王女がその正体をあらわしていくことになるのです。

ラナー王女はクライムに異常なほどの執着を持ち、恋人かのように愛情を向けますがその中身は恋愛感情ではなくペットを可愛がるような感情です。

クライムを絶対に負けるだろう戦場へ向かわせ、瀕死の状態にして自分が看病をすることでクライムからの信頼と忠誠を得るようにするなど、異常なまでの感情を向けるその姿こそがラナー王女の正体です。

性癖、と揶揄されたその言動を「愛情だ」と言い返す彼女は、自分を異常だとは考えていないようです。