【ベイビーステップ】打ち切りの理由は?最終回のネタバレ感想【連載終了】

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打ち切り理由のキーワードは「長期連載」!?

通常、人気がありながら打ち切りとなるパターンは見られないものです。打ち切りの指標になるのは通常、漫画雑誌のアンケート結果とコミックスの売上の2つがあります。

週刊マガジンを発行する講談社はコミックスの売上を重視しているとされますが、ベイビーステップは累計発行部数1,000万部を超える人気作でした。

作者が打ち切りと明言(半ば暗喩)しているため、病気・育児・ネタ切れなどが大きな理由でないことは判明しています。疑いようのない人気作が打ち切りになる時は、「マンネリの回避」が理由になることが多いです。

長期連載になるとどうしても展開がグダグダになり、尻すぼみな作品になってしまうことがあります。そうなると既刊コミックスが全体的に売れなくなり、出版社に入る収益が下がります。

ベイビーステップが「連載10周年」を大々的にアピールしてしまうと、長期作品という印象を同時に与えてしまうため、その後のコミックス売上に影響を与えるリスクがあります。

コミックスの完結セットは、なるべく巻数が少ない方が手に取ってもらいやすいです。10周年突破してグダグダ続くことを回避したいために、急ぎ足での連載終了(打ち切り)になったのだと考えることは可能です。