【デッドマンワンダーランド】ネタバレ感想!漫画の魅力を紹介

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個性豊かな「罪の枝」が格好良い!

片岡人生と近藤一馬の漫画「デッドマンワンダーランド」の魅力として多くの読者が挙げるのが「罪の枝」です。

実際に、原作漫画・アニメのレビューを見てみると多くのファンが罪の枝について語り合っています。1話目を無料で読む事が出来る漫画サイトが複数あり、なんとくなく読んでみたら心を鷲掴みされたという人も多くいます。

罪の枝は、「DW(デッドマン・ワンダーランド)」に囚えられたデッドマンのみが使える血液を操る能力の事を指します。能力使用時は体のどこから出血させる必要があるという痛みを伴う能力ですが、各デッドマンによって能力が大きく異なります。

主人公の「丸太」の罪の枝は、血の弾丸を飛ばす「ガンタガン」というシンプルな能力ですが、ストーリーが進むにつれてドンドン進化・強化されていきます。また、それ以外のデッドマンもシャボン玉にして爆発させたり、自分に打ち込む事で身体強化を行ったりします。

新しいキャラクターが登場する度に、どんな格好良い罪の枝を使うのかワクワクするといったバトル漫画ならではの魅力が詰まっている作品です。

前作にはないダークな世界観とストーリー

作者の前作「交響詩篇エウレカセブン」も心に刺さる悲しいストーリーもありましたが、どちらかというとファンタジー寄りのストーリーでした。しかし、今作デッドマンワンダーランドは、ダークな世界観を全面に押し出した作品となっています。

主人公の丸太は、物語序盤からクラスメイトの大量殺人犯として死刑を宣告されたり、DW内では囚人同士のイジメや仲間同士での戦いを強制されたりと常に理不尽な環境にいます。1つトラブルを解決したらすぐに次のトラブルが襲ってくるという意外と重いストーリー構成となっています。

迫力のあるバトルシーンが注目されがちですが、ずっしりと重いストーリーや内容のダークさもデッドマンワンダーランドの魅力の1つです。